ショッピングガイド 2021 - チャンネルストリップ編
今回はショッピングガイド「チャンネルストリップ編」。
イメージとしてはEQ、ゲート、コンプまでが一体型になっており、デザイン元になったコンソールの特性が付与されるといったところでしょうか。 1つのインサートで幅広くエディットできるのはとても助かりますね。
ぜひチャンネルストリップ導入の参考にしてみてください。
2021.12.29
Wavesには、素晴らしいチャンネルストリッププラグインがいくつも存在します。今回はショッピングガイドということで、その中でも今年、特に注目されていたチャンネルストリップをご紹介いたします。
早速みていきましょう。
目次
SSL EV2 ChannelとSSL E-ChannelScheps Omni Channel
CLA MixHub
記事内で紹介した製品
SSL EV2 ChannelとSSL E-Channel
SSL EV2 ChannelとSSL E-Channelは、どちらもSolid State Logic社が開発した、コンソール用チャンネルストリップ「SSL 4000E」の公式モデルのプラグインです。SSL Eは、過去20年間にわたって数え切れないほどのトラックで使用されてきた名作です。SSL EV2は2021年に発売された全く新しいエミュレーションで、新たにモデリングされたサウンドに加え、Brown EQやコンソールマイクプリのサチュレーションなどの新機能を搭載しています。
Scheps Omni Channel
グラミー賞を受賞したミキサーAndrew Scheps氏の選択したプロセッサーから作られたオールインワンのチャンネルストリッププラグインです。アナログユニットをベースに、プリアンプのサチュレーションやコンプレッション、ゲート、EQ、2つのディエッサー、リミッターなど、さまざまな機能を搭載しています。これは、8つの素晴らしいサウンドのプラグインが1つになったようなものです。
CLA MixHub
CLA MixHubは、このプラグインは、グラミー賞受賞のミキサー、Chris Lord-Algeの豊かなコンソール・サウンドとワークフローの両方を表現しています。インプットドライブ、EQ、2種類のコンプレッション、ゲーティングを備えた彼のSSLコンソールのチャンネルストリップの正確なモデルが得られます。さらに、1つのウィンドウで複数のチャンネルを並べて処理できる「バケット」ワークフローでのミキシングも可能です。
いかがでしょうか。
お気に入りのプラグインは見つかりそうでしょうか。
今回の記事でお役に立てるプラグインを見つけていただけますと幸いです。
さあ、早速制作をはじめましょう。
 
記事内で紹介した製品
SSL EV2 Channel
Solid State Logic社の認定を受け、WAVESは、伝説のコンソールチャンネルストリップ「SSL 4000E」を新たにSSL EV2として再現。オリジナルのSSL 'O2' Brown EQとコンソールの豊かなマイクプリとライン入力を再現する新しい機能により、SSL EV2は新しいレベルのアナログの深みとディテールを提供。時代を超越したSSLサウンドをさらに高めます。
SSL E-Channel
SSL E-Channel 伝説のエンジニア、ジョージ・マーティンを迎え1983年に開発されたSSL 4000Eコンソールに搭載されたチャンネルストリップを再現。
Scheps Omni Channel
Scheps Omni Channelは、グラミー受賞ミキシング・エンジニア、アンドリュー・シェップス(アデル、ジェイZ、メタリカ)との共同開発による、フレキシブルなチャンネル・ストリップ・プラグインです。
CLA MixHub
最大64トラックを、同一のプラグイン・ウィンドウ上で、クリス・ロード・アルジ個人が所有するコンソールからモデリングされたチャンネル・ストリップを利用することができる。
人気記事
コンプレッサーの種類ってたくさんあるけど、どれを使ったらいいの?
今回の記事では、コンプレッサーの種類と、それぞれのコンプレッサーをどのような場面で使用するのかを学んで行きます。VCA、FET、Optical、Variable-Mu、デジタルコンプレッサープラグインなど、様々な種類のコンプ
ボーカルの「こもり」を解決する3つの方法
ボーカルミックスにおいて、課題になることが多い「こもり」。このボーカルの「こもり」は 250〜900Hzの間に余分なエネルギーや共振の発生によって引き起こされます。この周波数帯には、ボーカルの「芯」となる要素
ミックスで「コンプのかけ過ぎ」を避ける7つのコツ
ミックスする時に、コンプレッションをかけすぎたり不足したりはしていないでしょうか?全てのコンプレッションに目的を持っていますか?かけすぎで躍動感が失われたり、逆にルーズすぎてかかりが弱かったりというこ
やり過ぎ注意!いいミックスに仕上げる11個のポイント
ミキシングの休憩から戻ってきて、曲の方向性が間違っていることに気付いたことはありませんか? さっきまではいい感じのトラックだったのに、今聴くとなんだかイマイチに感じる。 プラグインの使いすぎは、ミキシン
11のステップでプロのサウンドへ。ドラムのミキシング
コンプレッションやEQの設定、位相トラブルの修正方、さらにトランジェントのコントロールまで、ドラムミックスの"いろは"を学んでいきましょう。 さらに、パラレルコンプレッションやリバーブを使い、深みと奥行
ローエンド強化のプラグイン4つの適切な選び方
太くタイトなローエンドを得ることはミキシングにおける非常に重要な課題ですが、その秘訣は正しいツールを選択することにあります。4種類の異なるベース/サブ・プラグイン(Submarine, LoAir, R-BassとMaxxBass)
人気製品
Curves Equator
Wavesは30年間にわたりEQを設計してきました。しかし、もっと正確で、もっとパワフルで、もっと効率的で、さらに楽しいEQがあったらどうでしょう?近年、スタジオのテクノロジーとワークフローのほとんどすべての面
Platinum
モチベーションも高く制作を進め、ミックスも基本のプロセッシングからキャラクターを生かしバランスを取った作業ができた。数曲をトラックダウンして、作品として発表するところまでもう少しという段階。ここまでく
Horizon
音楽の創造は1990年代にアナログからデジタルへ、ハードウェアからソフトウェアへ、2000年代にはコンピューターのパワーの上昇によりインザボックスでの制作、ミキシング、マスタリングは一般的なものになりました。
Gold
音楽制作やミックスをより輝かせるために必要なものとは何でしょう。Power PackやSilverがあれば、作業の基礎は十分にカバーできます。しかし、それぞれのトラックの個性を引き出し、より有機的にバランスよく文字通
Clarity Vx
Clarity Vxは、ボーカルをバックグラウンドノイズから取り除き、あらゆるミックス、プロダクション、ポッドキャスト、ビデオ用にサウンドを整える最高品質かつ最速の方法です。Waves Neural Networks®が搭載されてい
Diamond
インスピレーション、閃いたアイデアをトラックへと作り上げ、数々のツールを使ってミックスし、磨き上げ、最高の状態でトラックダウンする。Diamondは、Platinumバンドルのプラグインをすべて収録し、さらに原石と
L2 Ultramaximizer
ミキシング、マスタリングなどの作業に最適な、先行ブリックウォールピークリミッティング、レベルマキシマイゼーション及び超高解像度すべてをL2に融合。この伝説的なコンビネーションにより、クリアな音質作りに欠
Mercury
音楽、映像、ライブ、放送、配信、設備、インスタレーション、アーカイブ。かつては分野や過程ごとに専業だったサウンドに関わる多くの作業は、近年ますます複雑にクロスオーバーするようになっています。音楽制作だ