検索
WAVES Universe 第一弾:飛澤正人氏によるMixがうまくなるTips(その2)

WAVES Universe 第一弾:飛澤正人氏によるMixがうまくなるTips(その2)

前回のポストに引き続き、いよいよ実際にトラックを個別に聞きながら、飛澤さんによる「MixがうまくなるTips」を解説します。

2020.01.01

WAVES Universe 飛澤正人編 Vol.3

冒頭から飛澤さんがセミナー参加者の方に直接聞いたこと。

ミックス、トラックダウンって、いったい何のことだと思いますか?」という質問。ここの部分を踏まえ・心に刻んでミックス作業に挑むことで、より深みのあるミックスになるのではないでしょうか。

続いてミックスの基本、イコライザーの解説。実際に音を出しながらのチェック!ループのビートがどんどん引き締まっていく感覚を養いましょう。ベースと共に再生し「音がくっ付いたり、離れたり」について語られています。ここでは、WAVES Renaissance EQを使用しています。

WAVES Universe 飛澤正人編 Vol.4

ここではドラムループにさらにもう一つのビンテージモジュール系のプラグインを使用し「音作り」。そして、音作りやミックスをする上で必ず頭に入れておいた方がいい情報として、「倍音とは?」の説明がされています。

そこからさらに、歪み、アナログ、オペアンプなど、いずれもミックスをする上で理解を深めておいた方がいいポイント解説。なんでもかんでも「アナログライクな」ものが良いのかどうか。実際の音を聞きながらチェックしてみてください。

ここでは、WAVES REDDを使用しています。

WAVES Universe 飛澤正人編 Vol.5

「さらに、音圧感を出しましょう」ということで、コンプの登場。

このVol.5のムービーは10分超えと長編ですが「真空管・FET・オプト・VCA」の方式によるコンプのかかり方の違い、そして「どこに違いが表れるか」が解説されているため、お時間のあるときにじっくり聴き比べながらチェックしていただきたいところ。飛澤さんの「ね?ここが違うでしょ?」に注目(耳)してチェックしてみてください。

ここでは、真空管タイプのコンプとしてジャック・ジョセフ・プイグ氏所有・最上級のメンテがされたFairchild 670/660をモデリングしたPuigchild。

FETタイプのコンプとしてクリス・ロード・アルジ氏所有・最上級のメンテがされた1176コンプをモデリングしたCLA-76。

オプトコンプとして同じくクリス・ロード・アルジ氏所有のLA-2AをモデリングしたCLA-2A。

そして最後にVCAタイプのコンプとして、WAVESとdbx(VCAコンプを生んだ会社)が共同開発・初オフィシャルプラグイン化したWAVES dbx 160。以上を使用しています。

続きはこちら

講師プロフィール

飛澤正人

レコーディング/ミキシング・エンジニア
Dragon Ash や GACKT 、HY 、SCANDAL 、鬼束ちひろ などを手掛ける。 1980年代後半にフリーのレコーディングエンジニアとなって以降、日本の最先端の音楽シーンに関わり作品を作り続けてきた。イコライジングによる音の整理や奥行きの表現に定評があり、レコーディング誌へのレビューやセミナーも多数行っている。近年はアーティストへの楽曲提供やアレンジなどもこなし、より理想に近い音楽制作環境を構築すべく日々考えを巡らせている最中だ。また2017年5月、市ヶ谷から渋谷にスタジオを移転。VRやサラウンドに対応した 「PENTANGLE STUDIO」を設立し、これまでの2MIX サウンドでは表現しきれなかった360°定位のバーチャル空間をイメージした3Dミックスを提唱している。

プロモーション

人気記事

リズム隊のミックスTips! – Vol.8 トラックダウン編
リズム隊のミックスTips! – Vol.8 トラックダウン編

おかげさまで好評連載中の「リズム隊のミックスTips」。ここまでドラム、ベース、ギターと各楽器を処理する手順をご紹介して参りましたが、今回はいよいよファイナルとなる「ミックスダウン編」です。

クリエイティブなエフェクトって?
クリエイティブなエフェクトって?

スタッフHです。少し前、とあるエンジニアさんにインタビュー用でスタジオを訪問させていただいた時に、大変興味深いお話を聞かせていただくことができました。

ベーシックなボーカル処理を再確認しよう
ベーシックなボーカル処理を再確認しよう

今回ご紹介するのは、人気のMixがうまくなるTipsより、「ベーシックなボーカル処理を再確認しよう」です。

もう部屋鳴りに悩まない。AIが不要な反響音を除去〜Clarity Vx DeReverb〜
もう部屋鳴りに悩まない。AIが不要な反響音を除去〜Clarity Vx DeReverb〜

ナレーションやボーカルを録音した際に、部屋の響きで言葉が聞き取りにくかったり、「部屋鳴り感」が強く出て映像や楽曲となじまなかった…そんな経験はありませんか?レコーディングスタジオのように本格的な吸音処

自宅でドラムを録音する方法#2: マイクの選択と配置
自宅でドラムを録音する方法#2: マイクの選択と配置

ドラムの様々なマイクオプションのサウンドを聴き、様々なマイク配置とダンパーオプションの組み合わせが、最終的なドラム録音の音色にどのような影響を与えるかを学びましょう。

音量差の大きいボーカルを手軽に揃えたい![H-Comp]- Waves Genius
音量差の大きいボーカルを手軽に揃えたい![H-Comp]- Waves Genius

人気製品

Ultimate
Essential
PAZ Analyzer
PAZ Analyzer

PAZ Analyzerはオーディオステレオポジショニング、周波スプレッド及びPeak/RMSレベルの総合的でリアルタイムなビジュアル効果を生成します。PAZは人間の聴覚特性に基づいた52バンド(最大68バンド)のリアルタイム

Ultimate
Q-Clone
Q-Clone

ヴィンテージ・コンソールのEQモジュールやラックマウントのハイエンドEQを持っている。そんなハードウェアEQを手放すことはできないけれど、トラックと同じ数のEQをそろえるのは不可能。設定のトータルリコールや、

Ultimate
Reel ADT
Reel ADT

Waves/Abbey Road Reel ADTは、Abbey Road Studioが先駆けとなったダブル・トラッキング・エフェクトに使われたハードウェアをそのままプラグインにした初めての製品です。アビイ・ロードのサウンドを語る上で欠か

Ultimate
BSS DPR-402
BSS DPR-402

12のモードを組み合わせて多彩なダイナミクス処理が可能 BSS® DPR-402ダイナミクス・プロセッサーは、そのパンチ感と多様な用途に対応する万能さから、長きにわたりスタジオ、ライブ、ブロードキャストの現場でエン

Ultimate
CLA BASS
CLA BASS

Waves Artist Signature Seriesは、世界のトッププロデューサー、エンジニアとのコラボレーションにより生まれた目的別プロセッサーシリーズです。全てのSignatureシリーズプラグインは、アーティストの個性的なサウ

Ultimate
CLA-3A
CLA-3A

ユニークで非常に透明感のあるコンプレッションカーブを持つことで知られる70年代初期のソリッドステートユニットをベースに開発されたCLA-3Aは、実機同様に素早いレスポンスと繊細な倍音歪みを提供します。オリジナ

Ultimate
CLA MixDown
CLA MixDown

Waves Artist Signature Seriesは、世界のトッププロデューサー、エンジニアとのコラボレーションにより生まれた目的別プロセッサーシリーズです。全てのSignatureシリーズプラグインは、アーティストの個性的なサウ

Ultimate
Essential
DeEsser
DeEsser

ボーカルトラックから過剰な歯擦音("エス"や"シッ"など)を軽減することに関して、Waves DeEsserに勝るものはありません。ヴィンテージギアから多大な影響を受けた検知と、高域へのリミッティングが特徴のDeEss

Products
Promotion
Solution
Contents
Support
Company
Instagram YouTube