eMotion LV1 新機能V16と80チャンネル拡張オプション登場
Waves eMotion LV1がさらに進化します。新たに「LV1 80チャンネル拡張オプション」が登場し、最大80ステレオ・チャンネル(160入力)と52バス構成へと拡張可能になりました。同時に発表された、新バージョン「LV1 V16」では、多数の新機能とパフォーマンス向上を実現しています。
2025.10.29
eMotion LV1 – 80チャンネル拡張オプション
新たに追加されたこのオプションにより、LV1 Classicコンソール、または64chライセンスベースのモジュラーシステムを、64ch構成から最大80ch構成へと拡張可能です。
- チャンネル数:最大80モノ/ステレオチャンネル(合計160入力)
- バス数:最大52モノ/ステレオバス
- モニターAUX数:最大24系統(モード切替により構成可能)
新たに追加された8バスは、下記の2種類のモードのいずれかで使用できます。
- Groupモード:8つのオーディオグループを追加(計16 GROUP)
- Monitorモード:8つのモニターAUXを追加(計24 AUX)
eMotion LV1 – V16新機能と改良点
V16では、ユーザーからの要望を反映した新機能を多数搭載、パフォーマンスも改善されています。ミキシングワークフローをより直感的かつ効率的に進化させます。
主な新機能・改良点
1. DSP効率の向上(LV1 Classic)
内蔵DSPの処理を最適化し、同じハードウェア上でより高い処理能力を発揮
2. シーン&リコールセーフフィルター
シーン切替時に、チャンネル単位でリコール/セーフを柔軟に設定可能
3. 新しいユーザーキー&ショートカット
80ch版では専用のInput/Mixボタンを追加。
すべてのLV1でミキサーモードのダイレクトマッピングが可能に。
4. Aux Send Flip & Mixerモードの改良
すべてのウィンドウでAux Send Flip操作が可能
Send Flip時、PanノブがSend Panとして機能
Latch Auxモードで、他画面に移動してもFlipビューを維持
Aux Solo解除時に自動でAUXマスターへ復帰
5. その他の改良点
セッション間でAUXミックスをインポート可能
Soloボタンがオレンジ点滅、Cueボタンが青固定に(視認性の向上)
Input MixerモードのUIが改善され、A/B切替が直感的に
ルーティングメニューやナビゲーションを最適化
プラグインメニューに検索機能を追加
6. キーボード操作の拡張
Altキー:パラメータの即時リセット
Ctrlキー:微調整操作に対応
7. 付属アプリのアップデート
eMo IEM、Dugan Speech、MyMon、MyFOHがV16に対応。
80ch構成のサポート、新しいステレオチャンネルWidthコントロールなどを追加。
アップデート方法
LV1 Classicをご利用中の方:V16へのアップデートは無償です。
- eMotion LV1 Software(64chライセンス)をご利用の方
- V16へのアップデートには有効なWaves Update Plan (WUP) が必要です。
製品情報
eMotion LV1 Classic
eMotion LV1 Classicは業界で実証済みのWaves LV1 ミキサーのエンジンのクオリティーを受け継ぎ、その優位性を世界中のライブサウンド・エンジニアに好まれるコンソールの形状とワークフローで提供します。
eMotion LV1 80-Channel Expansion
オプションのソフトウェア拡張「eMotion LV1 80-Channel Expansion」を追加することで、お使いのLV1コンソール(LV1 ClassicまたはLV1 64-channel software license)を、最大80ステレオチャンネル/160インプット、
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