Waves V16 登場!全プラグインをさらに進化させる最新アップデート
30年以上もの間、WAVESはプラグイン・エフェクトの世界的ディベロッパーとして、音楽制作の現場を支えてきました。この度、WAVESはV16へのメジャーアップデートをリリースいたします。
2025.06.24
Waves V16 – 主な新機能と改善点
Auto Makeup Gain 機能追加
以下のプラグインに自動メイクアップゲインを追加。インプットやリダクションを調整しても出力音量が一定に保たれます。
COSMOS Sample Finder:大幅アップデート
- 従来のスタンドアロン版に加えて、DAW同期対応のプラグイン版追加
- セッションのBPM / キーに自動適応したサンプル試聴
- 音響的に同一のファイルを自動グルーピング
- スキャン速度の大幅短縮
- CPU使用最適化機能
- UI刷新でさらに快適に
全プラグインに対応:GUIのリサイズが可能に
すべてのWavesプラグインで、右下の角をドラッグすることでサイズ変更が可能になりました。
Hi-DPI 対応の再設計インターフェース
以下のプラグインで、より鮮明で使いやすい高解像度UIへと刷新。
Eddie Kramer Signature Series に新機能
アナログノイズのON/OFFスイッチを追加
IR1 / RS56 などの改善点
- IR1:エンベロープポイントの正確な設定(Ctrl+ドラッグで調整可能)
- RS56:クリックノイズ除去のスムージングアルゴリズムを追加
- その他、Waves Centralや各プラグインにおけるバグ修正と安定性向上も実施
Waves V16 へアップデートするには?
V16へのアップデートには、Waves Update Plan(WUP)への加入が必要です。
プラン期間中(購入、更新から1年間)は、すべてのアップデートと以下の特典を受け取ることができます。
2ndライセンス・オプションのご提供
WUP期間中にあるV9以降の製品には2つのラインセンスが提供され、異なる2つの環境で同時に製品をアクティベートしてご利用いただくことが可能です。
- 次の製品は2ndライセンス対象外となります: eMotion LV1, SuperRack, MultiRack, SoundGrid Rack for Venue, SoundGrid Studio, Waves Subscriptions (Waves Music Maker Access製品を含む)。
- 2ndライセンスはメインライセンスはWUP期間内のみ有効となります。
Waves社によるテクニカルサポート
WUP期間内にある製品の登録、オーサライズ、トラブルシューティング、プラグインの操作について弊社を通じて、Waves社からのテクニカルサポートをお受けいただくことができます。
Recover License オプション
WUP期間内にあるWaves製品は、ライセンスをダウンロードしたデバイスの故障・紛失・盗難などに際し、ライセンスを補償・復旧するRecovery Licenses(V9以降のみ)の機能を1回ご利用頂けます。
WUPについて詳しくはこちら(https://support.minet.jp/portal/ja/kb/articles/wup-waves-update-plan)をご覧ください。
人気記事
リズム隊のミックスTips! – Vol.7 ギター前編
「リズム隊のミックスTips」。今回はギター前編です。
リズム隊のミックスTips! – Vol 3.1 番外ハイハット編
おかげさまで好評を頂いている「リズム隊のミックスTips」。イントロダクション、キック、スネアとここまで来ましたので、本日はハイハット編。番外編なので、Vol.4ではなく「Vol-3.1」としています。
もう部屋鳴りに悩まない。AIが不要な反響音を除去〜Clarity Vx DeReverb〜
ナレーションやボーカルを録音した際に、部屋の響きで言葉が聞き取りにくかったり、「部屋鳴り感」が強く出て映像や楽曲となじまなかった…そんな経験はありませんか?レコーディングスタジオのように本格的な吸音処
DiGiGrid DLS導入レポート – 鈴木Daichi秀行
2013年のNAMMショーで発表され、ネットワークで自由にI/Oを拡張でき、Wavesプラグインが超低レイテンシーで使えるソリューションとして注目を集めてきたDiGiGrid製品ですが、2014年10月、ここ日本でもPro Tools向け
Waves Curves AQ vs Curves Equator: 2つの製品を正しく使い分けるためのTips
Waves Curves AQとCurves Equatorが、あなたのミックスのアプローチをどう変えるかをご紹介します。トーンの問題を解決し、音色や存在感を引き出し、これまで以上にスマートかつスピーディにプロフェッショナルな仕
リズム隊のミックスTips! – Vol 3 スネア処理編
好評連載中、オフィスオーガスタの佐藤洋介さんによる「リズム隊のミックスTips」。今回は3本目となるスネア処理編です。BFD3を使用したTips記事ですが、他社のドラム音源でも、実際のドラムレコーディングでも有効
人気製品
Abbey Road Reverb Plates
1950年代に生まれたプレートリバーブは、現在まであらゆる音楽レコーディングに欠かせない要素であり続けています。60〜70年代、ビートルズやピンク・フロイドを始めとする先駆的バンドに頻繁に使用されたのがアビー
API 550
60年代後半に誕生し、API独特のパワフルかつ滑らかなキャクターを決定づけた伝説的レシプロ・イコライザーを、プラグインで再現
eMo F2 Filter
ライブ・サウンドでの操作に最適化された18-dBハイ/ローパス・フィルター eMo F2は、ライブパフォーマンス向けに最適化された2バンドの18dBハイパス/ローパス・フィルター・プラグインです。
C4 Multiband Compressor
C4は、マルチバンド・ダイナミクス・プロセッシングのパワーハウス。あらゆるダイナミクス処理をマルチバンドで解決します。4バンドのエクスパンダー、リミッター、コンプに加え、ダイナミックEQとスタンダードなEQ
Clarity Vx DeReverb Pro
より高速なダイアログ編集ワークフローへようこそ - これまで以上に強力に、正確に、コントロールしながら、音声からリバーブを除去します。Clarityの先駆的なAIテクノロジーは、録音を瞬時に、そしてリアルタイムで
Codex Wavetable Synth
Waves Codexは、グラニュラー・ウェーブテーブル・シンセシス・エンジンを基本とする最先端のポリフォニック・シンセサイザーで、Wavesのバーチャル・ボルテージ・テクノロジーを採用、VCF、VCA などを搭載する実際
Clavinet
スティービー・ワンダーの「Higher Ground」や「Superstition」、ビリー・ブレストンの「Outta Space」など、ファンキーな音楽にクラビネットの音を取り込んだヒット曲は数多くあります。1970年代、ファンキーなディ
dbx 160 compressor / limiter
オリジナルのdbx® 160は、1970年代の他のコンプレッサーと比べ、非常に歪みが少なくクリーンなサウンドで、特にドラムのコンプレッサーとして評価されてきました。入力信号に素早く反応するdbx 160コンプレッサーは