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Waves AudioがWaves Cloud MX オーディオ・ミキサーとソニー製 ソフトウェアスイッチャー「M2L-X」のコラボレーションを発表

Waves AudioがWaves Cloud MX オーディオ・ミキサーとソニー製 ソフトウェアスイッチャー「M2L-X」のコラボレーションを発表

NAB Show, Las Vegas, 2024年4月14日 — Waves Audioはラスベガスで開催される2024 NAB Showのソニーブース(Central Hall #C8201)にて、Waves Cloud MX Audio Mixerとソニーの先進的なソフトウェアスイッチャー 「M2L-X」の統合によるソフトウェアベースのライブ制作ワークフローを紹介します。

2024.04.16

SonyソニーとWavesのコラボレーションはクラウド放送のワークフローにおける大きな進歩を意味し、優れたサウンドクオリティーを、合理的でフレキシブルなオペレーションのための先進的なミックス・マネージメントと融合させます。

ソニーのM2L-Xは、COTS(Commercial Off-The-Shelf)あるいはVPC(Virtual Private Cloud)環境を活用することで、顧客の制作ワークフローにさらなる柔軟性と機能を提供します。

このセットアップは、Audio Mixer、Graphix、マルチビューワーといったサードパーティー製のアプリケーションとのシームレスな統合を容易にし、オープンなコラボレーション、エコシステムを促進します。「M2L-X」は、コンテンツ需要が拡大し続けるB2B領域において、プロフェッショナルなライブ・プロダクションの発展する要求に対応するために、特別に設計されています。特に多言語の国際スポーツイベントやローカルスポーツ・コンテンツなどの制作において、「M2L-X」は理想的なソリューションとしてお使いいただけます。大規模なライブ・プロダクションにも対応し、ライブ・プロダクションの課題に対応する適応性の高いワークフローを提供します。

WavesのCloud MXは現代の放送環境の課題に対応するために専門的にデザインされた、最高峰のクラウドベースのオーディオミキサーです。 Wavesの膨大なオーディオプラグイン・カタログを完全に統合し、スケーラブルでリモート操作でき、ブロードキャスト対応のクラウドワークフローで、原音に忠実なオーディオ、高精度のミックスコントロール、クリエイティブなプロセッシング機能を提供します。ソニーの「M2L-X」とのスムーズな連携により、高い忠実性とオペレーション効率を最適なバランスで実現し、放送業界のクラウド化を推進します。この方式は、拡張性、柔軟性、コスト効率を重視し、オンプレミスのリソースの使用を最小限に抑え、さまざまな企業にとって放送をより身近で低コストにするものです。

ユーザーはクラウド上で他に類を見ないオーディオクオリティーと、マルチタッチ・スクリーンのサポートにより2台のWaves FIT Controllerを1台のミキサーに接続して1ミックスレイヤーあたり32+2本のフェーダーとエンコーダーを使用したり、それぞれのFITがユーザーの選択したミックスレイヤーを独立してコントロールするなど、アップデートされた機能により、高速で合理化されたワークフローを享受できます。プラグインはWaves FITコントローラー(またはMackie/MIDIコントローラー)から直接コントロールでき、プラグインを使ったミキシングに直感的な体験を提供します。プラグインのパラメーターはFITコントロール・サーフェスに自動マッピングされ、ユーザーはプラグインをハンズオンで操作できます。

「ソニーは、ソリューション、製品、サービス、パートナーを含むライブ制作ソリューション「Networked Live」のエコシステムを通じて、より効率的なワークフローを提供し、オンプレミス/クラウドのハイブリッドプロセッシングとオペレーションでライブ制作を変革することに努めてきました。私たちは M2L-XとWaves Cloud MX Audio Mixerを連携させることを嬉しく思っています。「Networked Live」の実現に向けて、今回のコラボレーションのようなパートナー社との連携は重要なものであり、我々のコラボレーションが、お客様の高品質なコンテンツ制作の一助となること非常に嬉しく思います。」とソニー株式会社メディアソリューション事業部 事業部長 村田雅和氏はコメントしています。

「NABでのソニーとのパートナーシップ、ソニーの「M2L-X」とWaves Cloud MX間の相互運用の展示は、私たちの尽力とプロダクションにおけるマーケットリーダーとの共同的な努力を強調するものです。これはクラウド環境とそのワークフローへの移行段階において業界をサポートするという我々のコミットメントを示すと同時に、クラウドベースのオーディオ・ソリューションの先駆者としての我々のポジションを再確認するものです。」とWavesのライブ・ディビジョンのジェネラル・マネーシャー、Noam Raz氏はコメントしています。

Waves Cloud MXブロードキャスト・ミキサーの詳細については、こちらでご確認いただけます。

ソニー「M2L-X」の詳細については、こちらでご確認いただけます。

Waves Audio Ltd.について

Wavesは音楽制作、レコーディング、ミキシング、マスタリング、サウンドデザイン、ポストプロダクション、ライブサウンド、放送、設備、コンシューマー・オーディオ市場向けのオーディオDSPソリューションで世界をリードする開発会社です。90年代初頭のスタート以来、Wavesは250種類以上のオーディオ・プラグインと数多くのハードウェア・デバイスの包括的なラインを開発しましてきました。その功績により、Wavesは2011年にTechnical GRAMMY® Award、2023年にWaves Clarity Vx ProプラグインでEngineering, Science & Technology Emmy® Award、2024年にClarity Vx DeReverb ProプラグインでNAMM Technical Excellence & Creativity Awardを受賞しました。さらに、初期のフラッグシップのプラグインであるQ10イコライザーはTECnology Hall of Fameの殿堂入りを果たしました。

人工知能、ニューラルネットワーク、コンピュータラーニングにおける先駆的なテクニック、そして音響心理学における30年にわたる専門知識の蓄積をますます活用し、Wavesの技術はますます多くの市場分野で音質を改善するために使われています。Wavesのプラグインは世界中でヒットレコード、メジャー映画、トップセラー・ビデオゲームの制作に活用されています。さらにWavesは現在、プロフェッショナル・オーディオ市場向けにハードウェアとソフトウェアのソリューション(革命的なeMotion LV1ミキサーを含む)を提供しています。同社のWavesLive部門はライブサウンド分野のリーダーであり、全てのライブ・プラットフォーム向けソリューションの開発をリードしています。Waves Commercial Audioの製品はA/Vシステム・インテグレーターやインストーラーが企業、商業、政府、教育、エンターテイメント、スポーツ、礼拝所などのアプリケーションに優れたサウンドクオリティーを提供することを可能にします。Maxxブランドのもと、WavesはDell、Google、Fitbit、Acer、Asus、Hisenseなどの業界リーダーからラップトップ、スマートフォン、スマートスピーカー、ゲーミングヘッドセット、TVなどで使用されるコンシューマー・エレクトロニクス・アプリケーション用の半導体とライセンス可能なアルゴリズムを提供しています。

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