
Mix with WAVES - Ovall ミックスコンテスト 結果発表
「Mix with WAVES - Ovall ミックスコンテスト」の結果発表!
2021.07.19
MIX WITH WAVS − Ovall ミックスコンテスト
ミックスコンテスト結果発表!
課題曲/審査員 紹介
Ovall
Shingo Suzuki、mabanua、関口シンゴによるトリオバンド。
メンバー全員がソロアーティスト/ミュージシャン/プロデューサーとしても活動するマルチプレイヤー集団。2006年から現メンバーでの活動を本格化、現在に至るまでジャンルよりもミュージシャンシップを軸に置く姿勢を貫く。
ジャズ、ソウル、ヒップホップ、ロックを同列に並べ、生演奏もサンプリングもシームレスに往復し、楕円(オーバル)のグルーヴの中に音を投げ込む。その斬新なスタイルと唯一無二のサウンドは徐々に時代を吸い寄せ、国内外の映像作家、映画監督、そして様々なアーティストからプロデュースやコラボレーションの依頼が殺到。
それぞれがソロ活動を活発化させるが、個々が多忙を極めたことが諸刃の剣となり2013年にバンド活動を休止、それぞれの表現を追い求め始める。しかし「この3人ならではのアンサンブルが聴きたい」という要望が絶えず、メンバーもその思いに応える形で、4年の歳月を経て2017年に再始動。
直後よりFUJI ROCKなど国内の大型フェスに出演、そして世界中のアーティストとのコラボレーションや海外でのライブツアーも行う。ソロ活動で培ったスキルやノウハウをお互いに持ち寄り、今日もバンドは楕円を描きながら転がり続ける。
Ovall 公式サイト
http://ovall.net/
ミックスコンテスト課題曲
受賞者イチオシプラグイン & セッティング
大竹 広登様
オススメはKramer Master Tapeです。今回はキックやスネア、マスタートラックなどに挿してますが、それ以外でも本当に何にでも挿せると思います。暖かみやもう一味欲しいときに重宝してます。プリセットの「Kik in ur face」をよくキックに使っています。
Wavesのプラグインはプリセットが豊富なのでまずそれっぽい名前のプリセットを選んでみていい感じだったらそこから微調整していくといった使い方をよくしています。
HIROTA様
Q10 Equalizerをほとんどのトラックにインサートして音作りをして行きました。各楽器の良い部分がミックスの中でも発揮できるように、美味しいと思える部分をブーストして行きました。
MasterにインサートしたMaxxBassで、最後に少し足りないと思った低域を補いました。Freqは80Hz、MaxxBasssフェーダーを-4dBまで上げました。
FocalWaves様
今回のイチオシのプラグインは「V-EQ4(V-EQ3)」です。普段、EQはRenaissanceEQを使うことが多いんですが、今回に関しては、ミックスの最初、Kickの音決めをする時に、どうしても自分的に納得のいく音にならなくて、他のEQやEddieKramerのシグネチャーを試したんですが、やはりどこか物足りなく感じてしまい、最終的にV-EQ4になりました。ちなみにV-EQのAnalogボタンは全てオフです。
以後、その他ほどんどのトラックもV-EQ4を使う事になりました。元々のプラグインとしてのキャラクターや周波数ポイントが制限されている分、思い切ったことをしても破綻しない音が出来ると感じています。
参加方法
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